高コレステロールの低下

Journal of Human Stress 5(4): 24–27, Harefuah, the Journal of the Israel Medical Association , 95(1): 1–2

一つの研究はカリフォルニア州オークランドのカイザー・パーマネント・メディカル・センターで行われ、もう一つの研究はイスラエルのテル・アビブ大学医学部で行われました。

どちらの研究でも、被験者がTMを1年間実践した後、総コレステロール値が30mg/dl低下しました(p<.005とp<.001)。

コレステロール値を下げるための食習慣や生活習慣について教育を受けた対照グループには、有意な低下は見られませんでした。TMグループの被験者は生活習慣または食習慣の変更は求められず、20分間の超越瞑想を1日2回実践しただけでした。

高血圧の低下

Hypertension 26: 820–827, 1995

こちらは127人のアフリカ系アメリカ人を対象にした研究です。研究を開始した時点での被験者の平均血圧は、179/104 mmHgでした。

被験者たちはTMを行うグループ、リラクセーション・テクニック(段階的筋弛緩法)を行うグループ、生活スタイルの重要性についての健康教育を受けるグループの3つのグループに無作為に分けられました。研究者は、どの被験者がどのグループに入っているか知らされませんでした。

3カ月後、TMグループの血圧は10.7/6.4 mmHg下がりましたが、対照グループでは大きな変化は見られませんでした(p<.0003/p *p値とは?)。リラクセーション・グループもわずかな血圧の減少が見られましたが、その減少はTMグループの1/3程度でした。

マイアミ医科大学 ネスタ医師:調査結果に感銘を受けました。医療従事者は、危機的な状態にありますが、彼らは絶対的に必要とされています。超越瞑想は心の活動を少なくし、非常に有効です。医療従事者のメンタルヘルスを改善し、燃え尽き、感情的な疲労、不安感を軽減します。最終的に、肯定的な変化として幸福感が増します。2週間で肯定的な変化が起こり、3ヶ月間、向上し続けています。日本語字幕付き 動画

Reference: Adrenocortical activity during meditation, Hormones and Behavior 10(1): 54-60. 1978.

ロン・ジブニング、A.F.ウィルソン、J.M.デビッドソン

カリフォルニア州 スタンフォード大学

超越瞑想(TM)を実習するグループと、目を閉じて休息するグループの血漿コルチゾール(ストレスホルモン)の値を調査しました。TMを実習するグループは、コルチゾールの値が大幅に減少し、TM後も低い状態が続きました。急性、慢性のストレスと関係しているコルチゾールが大幅に減少したことは、ストレスを中和することに効果的であることが分かります。 目を閉じるだけのグループとTMを実習するグループ。ともに15名の健康な大学生。TM後も継続した。

American Journal of Health Promotion 14: 284–291, 2000

この研究では、TMを実践するカナダ人1,418人の、TMを始める前の9年間と始めた後の5年間を含む合計14年間にわたる医療費を比較しました。
彼らがTMを学ぶ前の医療費は、条件が一致するように慎重に選ばれた対照グループの医療費よりも多かったのですが、TMを始めた後の医療費は、対照グループと比較して毎年平均して14%減少しました。5年後には、TMグループの方の医療費が50%少なくなりました。高齢者(65歳以上)のグループだけに対象を限定すると、その差は78%にもなります。このように、カナダで行われた研究でも、米国の研究と同じ結果が現れました。